ファーストミットの芯強化

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カッチカチやぞ

皆さんグラブ弄ってますか?

私は今日も弄ってますよ~(^^)b

さて本日は使いん込んで腰の無くなったファーストミットを

カッチカチやぞっ!カッチカチやぞっ!

と、カッチカチにしてみます。

自分は密かにカッチカチやぞっでお馴染みのザブングル加藤氏のプチファンなのですが最近あまりテレビに出ないので

悔しいです!

思うに自分の面白さを彼自身が分かってないのじゃないかと思っています。

周りや相方なんか気にしないでどんどんカチカチやって欲しいです。

さて気を取り直してメンテナンスのご報告に戻ります。

現状こんな感じです。

一見するとごくごく普通のコンディションに見えますが親指小指の芯がこのように

腰の無い状態です。

芯を少し外すとグッと後ろに持っていかれる感覚があるので何とかして欲しいとの事。

いろいろ考えた結果、少し重くなるのは全然OKとの事なので革入れと皮紐交換でいこうと思います。

単純構造だが

まずは全力で皮紐を外します。

ご覧の通り、ファーストミットはグラブに比べて構造が単純なのでバラしても難しい所は無いのですが紐通しの量が多いんですよね(^^;

グラブの1.5倍は疲れます。

まあ、この構造が故のメリットも多いので我慢しますが(^^)

まずは親指・小指の芯に合わせて革を裁断します。

隠れる部分なので精密さは不要ですがあまり小さいのは張りが出ないのでNGです。

こんな感じで挿入します。

重くなりそうですが親指小指で40g程なのでそうでもないです。

さらに革の裏に革が硬くなるやつを塗り塗りして補強します。

小指側も同様に革を入れます。

で、革紐に強弱をつけて編み上げれば急に完成です。

革に張りが出てカッチカチになりました。

逆にカチカチになり過ぎて心配しましたが大丈夫なようです。

現在は革漉き機も導入したので革の厚みを調整する事でカチカチ具合を調整する事が出来ます。

まあ、仕上がってみないと何とも言えないシビアな設定が求められますが・・・

まとめ

今回はファーストミットの革入れ加工でしたが見事に蘇りました。

皆様もヘタってしまった相棒を蘇らせたい時は

「ブログのようにやってちょうだい」

とご指名くださいませ。

ご清聴ありがとうございました。

またお会いしましょう。