Cミットの新提案(後編)

ウェブ修理, 修理工房カスタムウェブ, ミット修理

ウェブ作成開始

皆さんグラブ弄ってますか?私は今日も弄ってますよ~(^^)/

さて、本日のご依頼は「ポケットがヘタって深くなっちゃったので何とかして欲しい」⇒「任せて下さい!ご期待に応えましょう!」と意気込んで始めた「Cミットの新提案(前編)」の続編です。

現状はこんな感じです。
キャッチャーミットのメンテナンス

伸びたポケットに対して現物合わせでパーツを切り出した所で前回時間切れになったので本日はウェブパーツ仕上げから始めます。

革の伸びを極力抑えたいので重さとのバランスを見ながら裏革を当ててステッチを入れます。
キャッチャーミットのメンテナンス

ただの革がステッチを入れるとウェブパーツに見えるから不思議ですね。

ウェブの取り付け

パーツが出来たら早速取り付け作業に入ります。

いつも思いますがこのチェーンステッチみたいな紐の縫い方を考えた人は天才ですね。

よくぞこんなに捻りの効いた編み込み方を思いついたものだ。

で、一気に取り付けます。
キャッチャーミットのメンテナンス
キャッチャーミットのメンテナンス
キャッチャーミットのメンテナンス

どうですか、この仕上がりの美しさ(^^)/

最初からこうであったかの違和感の無さ、う~ん、我ながら完璧!

と、自画自賛した時に限って世間様の反応は逆だったりするのであまりハシャガズ次いってみよ~!

下パーツが出来上がったので次は上パーツを作ります。

この時に重要なのが革の伸び方向がどちらであるかということです。

ウェブの天地方向を革の伸び方向にしてしまうとステッチが横に入っている事もありウェブがタテに伸びすぎてあまりよろしくありません。

なので伸び方向を左右方向にセットして作ります。

で、チャチャチャ~っと作り上げます。
キャッチャーミットのメンテナンス

所要時間は10分といったところでしょうか?

計っていないのでわかりませんが(^^)

ラストスパート

ウェブパーツが全て揃ったので一気に組み上げていきます。

が、その時にふとある事を思い出しました。

クライアントとの会話の中で「オリジナリティが欲しい」という話があったなと・・・

まぁ、このままでも十分個性的でオリジナリティあるけれども・・・

そうだ、閃いた!

♪テッテケテッテ、テッテケテッテ、テ~~~~

いにしゃるうぇぶ~~~

と国民的どら焼き好き主人公アニメ風に紹介しましたが画像撮るの忘れていましたのでいきなり完成形になります(^^;

キャッチャーミットのメンテナンス

これが噂のイニシャルウェブだぜ!

どうですか?え?あ、あ~そうですか・・・

ま、まぁ、紐切時の安全対策がメイン思想ですから。

横から見ると
キャッチャーミットのメンテナンス

う~ん、いい感じです。

クライアントは気に入ってくれるでしょうか?

本日、引き取りに来るとの連絡がありましたので感想しっかりと聞いて次回以降の参考にしたいと思います。

まとめ

ミットのウェブ修理は型紙さえあればスイスイスイ~っと仕上がるのでお客様にとっても当方にとってもいいのですがポケットの伸びという問題が発生する事が今回の修理で分かりました。

なので上パーツは型紙が使えても下パーツは毎回ワンオフしなければなりません。

まぁ、こんな修理はそうそうありませんが(^^)

ちなみに本体とミットの色の差が激しかったのでエイジング加工をして色を合わせました。
キャッチャーミットのメンテナンス

今回の仕上がりもGOODです!

それではまた次回、お会いしましょう。