木製バットのグリップ修理-前編
グリップ壊れる
皆さんバット直してますか?
私は今日も直してますよ~(^^)b
さて、本日は当ブログ初のバット修理に挑戦してみようと思います!
こちらが今回の主役「竹バット」選手であります(^_^)
折れたのではなく剥がれた?と言った方が適切な状態です。
竹バットは5ミリ幅くらいの板を張り合わせた集成材が原料です。
今回のバットは、その集成した部分が剥がれたようです。
やったことはありませんが見た感じ木工ボンドで貼り付けてビス打ち込めば簡単に直ると思いました。
最初は…
私「じゃあ、剥がれた部分ちょうだい」
クライアント「捨てた!」
Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン
な・ん・で・捨・て・る・の・よ・
まぁ、無いものは無い、悔やんでも仕方がありません。
作りましょう!
宮大工の敏さん
家の中には獅子頭に使う木材がいっぱいあるのでその中から一番堅そうなやつを選びました。
ドラマの音が全く聞こえないとの家族からのブーイング( ・ε・)pを無視して爆音で板をカットします。
カット出来ました。画像では分かりにくいですがグリップの高さに合わせてカットしています。
仮留めしてみると
いい感じです(^_^)
さぁて、ボンドで貼り付けますかなと思ったその時、ピーンときました。
ボンドだけじゃダメだな…
パーツが小さいので接着面積が足りません。
そこでダボかビスケットを入れることにしました。
助けて~宮大工の敏さ~ん!
穴を空けるのは簡単ではありません。
素人がやると小さいパーツは絶対パキ~って爆発します。
そこでいつもお世話になっている宮大工の敏さんにお願いしました。
敏さんは重要文化財の建物を主に修繕するプロ中のプロの宮大工です!
そんなお方に安っすい竹バットの修繕を依頼していいのか悩みましたが快く行き受けてくれました。
なお、プライバシーの問題により顔出しはNGとさせていただきます( ノ_ _)ノ
やっぱり技術もそうですがプロは道具の数が違う!
写真には写ってませんが最新アイテムがゴロゴロありました。
消耗品はちょっとでも切れ味が落ちたら棄てるそうです。
拾いに行こうかしら(´∇ノ`*)オっホホホホ
まとめ
道具にお金をかける、自分に置き換えた時、それが出来ているだろうか?
一流の仕事をするには一流の道具が必要なのは解っているが初期投資を抑えたいので騙し騙し道具を使っている…
知恵と工夫で凌いでいる…
それはそれで楽しいのだがそれでいいのだろうか?
難しい問題です o(´^`)o
今回はバット修理ネタでしたが思いのほか大変でした。
一回で終わるかなと思ってましたが工程が多く長くなりましたのでこちらの後編に続きます。
ご清聴ありがとうございました。
またお会いしましょう。
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