Hウェブの下横棒交換
二度目の修理
皆さんグラブ弄ってますか?
私は今日も弄ってますよ~(^_^)
さて、本日はHウェブの下横棒修理を行いたいと思います。
グラブはこちらのKSN-21PS大先生であります。
このグラブ、以前にも登場しており今回で二度目の修理です。
前回は当て革にミシン縫いで凌いだのですがステッチがすり減ってしまいました。
最近ステッチがすり減って再度修理のパターンが増えて来ました。
これは早急に切れないミシン糸を見つけ出さねば!
でも、無いんだよねぇ・゚・(●´Д`●)・゚・
ミシン糸屋さんに聞いても
「そんなのありません、グローブ修理を想定した糸なんてありません!」
だってさ(´・_・`)
どこかのメーカーがアラミド糸なるものを紹介していたような記憶があります。
強度も通常の糸の3倍ほどあるような事を書いていたと思います。
詳細は不明ですが色が豊富で柔らかければ使ってみたいですね。
まるごと交換
今回はアラミド糸もないので下横棒パーツをごっそり交換しようと思います。
横棒の在庫がありましたので加工して使います。
新規で切り出してもいいのですが、せっかくあるので使わせていただきます(^^)v
まずステッチの下側のみを外し縦棒を差し込みます。
ボンド塗ったら乾ききる前に千枚通しで元々開いているステッチ穴の表と裏を合わせます。
方法は簡単で表面から裏面を針で突き刺すだけです。
なるべく垂直に突き刺しておけば後でミシン縫いの時にズレる事なく縫えるという段取りになります。
何が段取りだよ(^_^)
ご覧の通り、上手くステッチが既存の穴を通っています。
これが流用ウェブの難しい所であり腕の見せ所であります<(`^´)> エッヘン
エイジング加工をして革紐を交換したら修理完了です。
まとめ
今回はまるごと交換での修理でしたが、やはり最大のネックは
「色が違う」
という事でしょう。
太陽の下、元気にプレーし逞しくなった物と室内でコソ~っと暮らしてきた物との違い!
この差はデカいぞ(*^^*)
そこまでヤルやつはいないだろうが新品の天日干しも考えてます!
やっぱり色落ちは紫外線でしょうから天日干しが一番効果あると思います。
ただし、革への影響がどれだけあるかは未知数ですが…
でも、オイルをしっかり塗ればきっと大丈夫でしょう!
それでは最後に修理箇所のビフォーアフターをご覧くださいませ。
修理後の色問題と糸問題は今後の課題とします。
ご清聴ありがとうございました。
またお会いしましょう。
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