革底スパイクは蘇る
革底スパイクの魅力
皆さんスパイク弄ってますか?
私は今日も弄ってますよ~(^^)
と、言う訳で今回はスパイク修理ネタをご紹介したいなと思います。
最近のスパイクと言えば
「樹脂底」「埋込金具」「安価」
のスパイク3兄弟が定番となっておりますが、やっぱり
「革底スパイク」
の魅力には勝てません!
もちろん樹脂底には樹脂底の良い所がいっぱいあるのですが太古の昔から脈々と受け継がれた革底遺伝子には多くのメリットが隠されているのです( ̄ー+ ̄)
- 足になじむ
- 金具の交換が出来る
- 革底の修理が出来る
革底スパイクは最初は硬いですが使っていくうちに革が柔らかくなり自分の足にフィットしてきます。ちょうどグローブが柔らかくなるのと同じ感覚です。
埋め込み式の金具の場合、金具が短くなったらおしまいですが革底の場合は交換出来ます。なので販売価格が樹脂底に比べて高かったとしてもトータルでみると高くない場合も多いです。
革底はある程度使うと少しずつすり減ってきます。この辺は樹脂底より耐久性は弱いかもしれませんがその分修理が可能です。主にすり減る端部分に革を当ててクギで貼り付けます。そうする事ですり減った部分の穴埋めが出来ます。
と、いった具合に樹脂底に無いメリットが多いのです。
何より「本物を長く使う」という日本人本来の美学(個人の感想)が革底にはあります。
樹脂底しか知らない若いプレイヤーの皆さん、一度革底スパイクを履いてみませんか?
きっと新しい感覚を得る事でしょう。
そして革底の魅力にどっぷりとハマる事でしょう( ̄ー+ ̄)
革底スパイクの修理
革底スパイクの魅力を少し分かっていただけたところで早速修理していきましょう!
今回のスパイクは久保田スラッガーの革底スパイクです。
御覧の通り全体的にくたびれた印象です。
特に端の部分は革がすり減って朽ち果てる寸前です。
さらに金具も交換サインが出ていますので同時に交換してしまいます。
で、いきなり完成です!
あれ~?金具を外した画像があったはずなんですが・・・
まあ、とにかく完成です(^^;
黒いパーツは革を切り出して作ったもので所謂「サン打ち」というやつです。
これですり減った部分の補強が出来ました。
ちなみにクギ打ちしていますが革底に食い込ませるように曲げていますので足に刺さる事は絶対にありません。
ただし、絶対は絶対にないのでご注意を(*≧▽≦*)冗談ですぅ
画像はありませんが靴墨を塗って全体にピカピカにしたら革底スパイク修理の完成です。
まとめ
今回の記事で革底スパイクの良さが少しでも分かっていただければ幸いです。
今なら各メーカーがまだ革底スパイクの販売をしていますのでぜひご参考にしていただければと思います。
若いプレイヤーがこぞって革底スパイクを履きだす日を夢見て普及活動に励んでいきたいと思います(^^)v
ご清聴ありがとうございました。
またお会いしましょう。
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