素人が獅子頭を作る 猫獅子編1

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讃岐の張り子獅子頭を自作

素人がネット情報と知り合いからの情報のみで讃岐の張り子獅子頭を作る企画です。

具体的な制作期間は設けていません。

気の向くまま、風の吹くまま進めていこうと思っています。

途中で更新されない期間がきっとあると思いますが途中で投げ出すことは絶対にしないので気長に更新をお待ち下さい。

また、讃岐の獅子頭にもいろいろありますが今回は猫獅子で、いこうと思います。
猫獅子 毛獅子

なぜなら、かっこいいから!

猫獅子とは

猫獅子とはその名の通り「猫」をモチーフにした獅子で別名「毛獅子」とも呼ばれます。

顔にびっしりと毛が貼り付けられているので毛獅子とゆう名前は納得ですがどちらかと言えば猫獅子とゆう名前の方がポピュラーです。

ちなみに私の地元地区ではなぜか「雌獅子」(めんじし)と呼んでいます。

しかし、獅子自体が猫科の動物なので実質

「猫猫」

となり、何かすっきりしない名前ではあります。

まぁ、獅子はライオンではなく

「獅子だ!龍とかといっしょ!」

とゆう人も多いですが。

讃岐の張り子

香川県はうどんのイメージが強いと思いますが意外とそれ以外の産業も盛んです。

まぁ、何があるかって言われたら全然浮かばないんですが(>_;)

それでもやっぱり獅子は盛んでそれに伴う「張り子文化」はしっかりと根付いています。

と、言えば盛んにバンバン工房があって、老いも若きも張り子を楽しんでいるように聞こえますがそこまでではありません。

1200あった獅子組も現在は800にまで落ち込んでいますのであまり良い状態ではないのかもしれません。

それはさておき、讃岐の張り子の作り方は実に複雑です。

いや、複雑かどうかは分かりませんが非常~に手間と暇が掛かります。

張り子獅子の作り方

  • 粘土で型を作る
  • 型に和紙を糊で何層も貼る
  • 糊が乾いたら型から和紙を外す
  • 和紙に胡粉を塗る
  • 胡粉が乾いたらヤスリで擦る
  • 表面が滑らかになったら色を塗る
  • 耳を付ける
  • 髪の毛を植える

    以上が標準的な張り子獅子の作り方です。

    が、しかし!

    猫獅子の場合は目がギョロギョロ左右に動くのと顔にびっしりと毛が植えつけられているのと牙があるので

  • 目関連を作って付ける
  • 顔に毛を植える
  • 牙を作って付ける

    の三項目がプラスされ、非常~に難易度が高いのです。

    また、髪の毛や顔の毛はモンゴル産の馬の毛を利用するので入手ルートを確保しないといけません。

    しかも、天然物なので結構なお値段がします。

    と、ゆ、う、わ、け、で、

    顔の毛だけは省いて作ろうと思っています。

    「じゃあ、何獅子だよ!」

    何て言われそうですが今のところ、その方針で進む予定です。

    それでは新企画

    「素人が獅子頭を作る 猫獅子編」

    スタートします!

    楽しみにお待ちくださ~い(^^)

    ご清聴ありがとうございました。

    また、お会いしましょう。