ヘリ革交換2
修理界の小結
皆さんグラブ弄ってますか~?
私は今日も弄ってますよ~(^_^)
さて、本日のご依頼は先日に引き続き
ヘリ革交換
で、あります。
ただし、今回は全交換ではなく一部交換なので、「小結」なので、あります(^_^)/
しかし、一部交換とはいえ相手はヘリ革交換なので、油断は禁物ですぞ!
こんな感じで手入れ口がボロボロになっています。
もう、こうなるとヘリ革だか、アンパンマントロッコだか分からない状態ですよね。
ただ、このお客様は指を出さない小指二本入れ仕様なので一番やられる率の高い人差し指部は綺麗です。
それでは早速修理に取り掛かります。
まずは、革紐を外して、前回通り切れないハサミで対象のヘリ革を外していきます。
しかし、ここで致命的なミスが発覚理事長~(*_*)
なんと、スカッとヘリ革を外した写真撮り忘れてます、私!
皆様の大好きなスカッと外れた綺麗なオレンジを見せる予定やったのに・・・
なんで?ぼぉ~っとしてたのかな?
この失態は必ずや後半で挽回致しますのでお許しを~(/o\)
で、オレンジのグラブですが色が褪せてよく分からない色になってたので悩んだ挙げ句
「ライトタン」のヘリ革をチョイスしました。
これにオイル加工で色褪せたオレンジに近くなるはず。
で、一針一針丁寧に既存の穴を外さないように縫っていきます。
何回も言いますけど新品より修理の方がヘリ革修理は難しいです。
見えない部分をどれだけ丁寧にやるかで仕上がりに差が出ると思っているので見えない部分程、丁寧にやります。
で、最後はオイル加工で色合いを調整していきます。
ライトタンとオイルの組み合わせが色褪せたオレンジにはピッタリです。
このオイル加工による色合わせは結構難しくて塗っても塗っても色が微妙に合わない時もあります。
「なら、ヘリ革の在庫、もっと色増やせよ~!」
とゆう声は、ごもっともだと思います。
しかし、言うほどヘリ革修理なんて無いしなぁ・・・
でも、色が合ってるとお客様は喜ぶよなぁ・・・
どうしよっかなぁ(^^)
と、言ってる側から完成です。
どうです?結構いい感じに仕上がってるでしょ?
ここからさらにオイル加工を施してもっと色を近づけて終わりです。
まとめ
今回は部分修理でしたがやっぱりヘリ革交換は効果絶大ですね。
お客様も
「こんなに綺麗になるの?」
と、驚いてました。
ありがとうございます。
これがヘリ革修理なのです。
特別なことは、一切しておりません。
普通にやってるだけですがビフォ~アフタ~の差が大きいので満足度が高いのです。
皆さんも
「ヘリが破れたグラブ、テンション下がるわぁ」
と、嘆く前に一度ご相談ください。
全力で直させていただきます!
ご清聴ありがとうございました。
またお会いしましょう(^^)
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