キャッチャーミットの破れ修理

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ミットの破れ修理

皆さんグラブ弄ってますか?

私は今日も弄ってますよ~(^_^)

さて、本日登場するのは過去に何度登場したか分からない程登場しているこちらの~

キャッチャーミットでぇすっ!

ウェブ交換やら、破れ修理やら、なんだかんだ滑った転んだと手を入れ続けております。

これだけ愛情を注ぐミットも珍しいですよね(*^^*)

本日は破れ修理箇所が再度破れたという事で再修理となりました。

昨日のブログでも書かせてもらいましたがやはりミシン縫いには使用期限と申しますか、限界点があります。

これはミシン糸の問題もありますが仮に強度を上げた糸を使ってもその周りが破れてきたりするのである意味仕方ないのかもしれません。

一番いいのは革と革とが完全に接合するのに固くならないボンドですが今のところ発見出来ていません。

どこかにないですかね(-.-)

あるよ!知ってるよ!

という方はご一報くださいませ( ノ_ _)ノ

再度縫うか革を当てるか

現状ミットはこんな感じです。

以前のミシン糸がブチブチ切れています。

早速以前の修理時に挿入した当て革を取り除きます。

ブチブチ切れていると言っても一部だけなのでステッチが邪魔してなかなか取り除けません。

その要因の一つが切れないハサミにあることは間違いありませんが(`Δ´)

いい加減に買えよという感じです(*`・ω・)ゞ

四苦八苦してようやく当て革が取り除けたので修理方法を考えます。

当て革をして縫ってもまた同じ状態になるし、今回は表に革を当てて縫わない方向でいこうと思います。

早速クライアントに報告すると

「裏に革当てて縫っといて~」

ちーん(; ̄□ ̄;)

クライアント様の指示は絶対なのです。

ソッコーで革を用意して修理箇所の形に切り出します。

愛用の八方ミシンでダダダダダァ~っと手回し縫いします!

いい加減にモーター付けろー!

で、こんな感じになりました。

今回は一番強度のあるブラウンの糸で縫いました。

うん、これでいいでしょう!

前回よりかなり密度を上げて縫いましたのでしばらくはいけそうです。

革紐を締め直し、そしておもむろに上部ウェブを取り付けたら修理完了です。

まとめ

今回は修理の修理という事でやらせていただきましたが本当は一回の修理でずっといけるようにしないといけないので申し訳なく思っています。

修理道を極めていつかビシッと一回で決めれるようにしたいですね。

ご清聴ありがとうございました。

またお会いしましょう。