KSN-24MU加工⇒湯もみ
久々のブログ更新に興奮しております
皆さんグラブ弄ってますか?
私は今日も弄ってますよ~(^^)
最近、展示会やら新商品入荷やら何やらカンやらで爆発的に忙しくブログの更新も出来ない状態でしたが現在も継続して忙しいです(。゚ω゚) 。
それでもライフワークの当ブログ更新が滞るのが嫌なので仕事は一旦オ・イ・ト・イ・テ・ネタを披露します(^^)v
さて本日は久保田スラッガーの軟式用グラブ
KSN-24MU KSオレンジ
のプチ加工をご紹介しようと思います。
土手が決め手!
グラブの型は無限にあると思いますが大きく分けると以下のように分かれると思います。
めちゃくちゃ大きく分けましたが(^^;
- 親指を曲げる
- 親指を曲げない
今回は前者の親指を曲げるのが好きなクライアントなのでチョイと一加工します。
親指を曲げる=親指を「押す」になるのでそれに連動して土手も曲げる必要があります。
手の平をにぎにぎすると手の平の生命線のところで折れ曲がると思います。
ここが土手の真ん中になるので土手を柔らかくしないと親指は曲がりません。
スラッガーの湯もみ型付けでは基本的に土手を揉み込んでいくのですがそれでも足らない場合は「パンヤ」を1枚抜きます。
このように豪快にカットする事はあまりありません。
これは常連様の癖や好みを知り尽くしているからこそ出来る事であります。
これで格段に親指から土手にかけての動きが良くなります。
よく「耐久性は大丈夫ですかぁ?」と質問されますが土手が柔らかいのと耐久性は全く関係ありませんのでご安心ください。
もしパンヤを抜いて耐久性が落ちたとしたらそれはパンヤではなく他に原因があるのでしょう。
長年お客様のパンヤを抜いてきましたので間違いありません ( ー̀ωー́ )
革紐調整も万全に
綺麗に革紐が通っていれば弄りませんが
「これ、裏だろ!うっもう!」
と変な結び方や締めすぎやバランスが悪い場合は速攻で結び直します。
まずは結び目という結び目を全てほどきます。
で、湯もみで揉み揉みしてポケット叩いて土手の具合みたら~~~第一段階完了です!
当然湯もみが終わったらほどいた結び目を綺麗に結び直します!
革紐は湯もみ前に結ぶと硬くて結びにくいので湯もみ後に結ぶと楽です。
しかし、革紐の質によっては「ビヨンドマックス伸びマックス」ヨロシクで伸び過ぎて「細っそ~」くなるのでご注意を( ̄ー ̄)
まとめ
丁寧な調整と湯もみでグラブは本来のポテンシャルを発揮しだします。
何もしなくてもこの状態で入荷するのがベストですが
手間暇掛けて完成させるのも悪くありません。
さぁて、次はどのグラブのパンヤ抜こうかな(^_^)
ご清聴ありがとうございました。
またお会いしましょう。
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