アシックス投手用グラブ破れ修理

修理工房,破れ修理グラブ破れ修理

シーズンオフは修理のシーズンイン

皆さんグラブ弄ってますか?

私は今日も弄ってますよ~(^_^)

最近一雨毎に気温が下がりぐっと秋らしくなってきましたが皆さま風邪など引いておりませんか?

さて、本日はアシックスの投手用グラブをメンテナンスしようと思います。

同級生の息子くんのグラブで、引退した先輩のお下がりとの事です。

前回のファーストミットも先輩のお下がりだったので二回連続「思い入れアイテム」のメンテナンスとなりました。

今回も気合いが入るぜぇ8(*^^*)8

恐らくサブグラブの予定でしょうが「一級品」のサブグラブに仕上げたいと思います。

「これならグローブ買わなくてもいいね」

となったら、おまんまの食い上げですが、そうなったらそうなったで嬉しいってもんですよ(^_^)

やっぱり使える物は最後まで使ってやらないと!

革が薄い~

それでは早速修理に取り掛かります。

現状こんな感じです。

ウェブの紐と捕球面の破れです。

特に捕球面はすり減って革が凄く薄くなっています。

その状態でボールを捕り続けた結果~

こうなりました!ハッピーハロウィン!

破れている部分の周辺も極薄状態なので手が痛いでしょうね(^^;

薄い部分は革を当てるとかグリスを入れれば何とかなるのでまずは破れを直していきます。

いつものように裏革を当ててボンドで仮留めします。

この段階で成功か失敗かがほぼ決まるので細心の注意を払って作業します。

特にハミ出し周辺は仮留めが難しいので慎重に作業します。

何とか形になったらここからは縫いの工程に進みます。

愛用の八方ミシンは油を注しまくりなのでちょいちょい油が垂れてきますが快調そのものです(^^)v

革の伸び方向を多少考慮しつつベタ縫いで仕上げていきます。

今回は指の周辺作業になるのでミシンが入りづらく目飛びも多く発生しますが根気よく縫い進めます。

何とかうまくいったようですε-(‐ω‐;)

後は薄くなった捕球面をたっぷりのグリスで補強し、型が崩れないよう革紐を元通り通せば修理完了です。

まとめ

今回の修理もけっこうな大仕事でしたが何とかなりました。

いつも思う事ですがコツコツと丁寧に修理してやればほとんどのグラブは蘇ります。

修理にかける費用もバカになりませんが、そこに思い入れがあれば多少の費用がかかっても修理してやるのが良いのじゃないでしょうか。

まだまだ相棒は野球をやりたがってますよ(^^)

ご清聴ありがとうございました。

またお会いしましょう。