親指掛けの位置変更
親指掛けは重要
皆さんグラブ弄ってますか?私は今日も弄ってますよ(^^)/
さて今回のグラブカスタムは親指掛けの調整です。
前回の親指芯の加工の続きです。
前回親指芯を加工して動きを改善したのですがどうにも親指の納まりがよくありません。
そこで親指掛けの位置を変えることにしました。
これ、実はよくあるパターンで主に人差し指側に指掛けの付け根があるというものです。
グラブに指を入れた時に親指が人差し指側に行き過ぎるので親指と小指で掴もうと思っても親指がうまく効きません。
親指掛け位置の模索
グラブの中を確認すると指掛けの位置がずいぶん人差し指側に設定されているのが分かります。
こんな位置にあったら親指芯の端のエッジが効いた部分に指が乗るので指触りは悪いし安定しないしちょっとまずいですよね。
というわけで早速、親指掛けを外し新規で穴を開けます。
今回は約5mm外側に移動させることにしました。
ご覧の通りボールペンでマーキングし、カットします。
で、実際に取り付けて感触を確かめます。
加工前の親指芯のエッジ感は一切無く、しっかり芯の上の親指が乗って安定している感じでした。
また外にズラした事による指の圧迫感もなくいい感じです。
なお、新たな穴を開ける事で既存の穴は残りますがこの穴は指掛けの陰に隠れますので外からは一切見えません。
この仕上がりの時の見栄えが良いという事も指掛けを容易にズラせる要因です。
ですがこれが今回の逆、つまり外側から人差し指側への変更だとそう、うまく事は運びません。
なぜなら今の穴より人差し指側に穴を開け指掛けをズラすと既存の穴の上に親指が乗るようになるのです。
これは親指の動きが良くなっても指触りが悪くなるのでいい方法とは言えないと思います。
少なくとも私は絶対にしないでしょう。
まとめ
いつも思うのですがこの指掛けの構造自体に問題があるんじゃないでしょうか?
左側だけに壁があって右側はフリーになっているこの構造は安定感という観点からどうも違うんじゃないかなぁと思ってしまいます。
人差し指から薬指は袋状になっているのになんで親指と小指だけこんな構造なんだろう・・・
なんでだろう~なんでだろう~なんでだなんでだろう~♪
一回だけ自分のグラブでやったことがあるのですが親指と小指の外側空間をシャットアウトする為に背面の革から平裏までを一気に縫い合わせてみた事があるのですが
ジャストフィット!!!
超気持ちよかったです。
革紐で外側を留めるパターンもあるのですが縫った方が気持ちよかったです。
なお、今回のような指掛け位置がちょっと違うなぁという印象は海外製のグラブでよく感じるので手の大きさも関係しているのかもしれません。
指掛けとグラブの関係は永遠のテーマなのかもしれませんね。
ご清聴ありがとうございました。それではまた次回お会いしましょう(^^)
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