親指芯の加工2

カスタムグラブ,芯調整タケオ,芯加工

芯加工

皆さんグラブ弄ってますか?

私は今日も弄ってますよー(^_^)

さて、本日は香川で一番守備が上手いT氏から

「親指が太くて動かないので細くして下さい」

と、言われたのでチャッチャマンボチャチャマンボと親指細くしますかぁ!

普通のプレイヤーなら気にならない部分もT氏は気になります。

それは何故か?

自分の型を持っているのです。

これ、意外と自分の型を持ってる人、少ないですよ!

それは何故か?

この打球は全体の指で握って、あの打球は親指で押し、その打球は握らず当てて

などと、打球毎の対処法を知らないからです。

これは練習量とセンスがものをいうので身に付けようと思ってもなかなか皆が会得出来るものではありません。

なので自分の型を持っていない人が多いのです。

大胆かつ繊細に

前置きが長くなりましたが早速親指を細くしていきましょう。

今回、ガッツーンと、さばかれるのはご存知ローリングスのハイパーテックシリーズ内野向けモデル

GR8HTC6選手であります!

次世代ボール対応の2018年新発売モデルで、デュアル構造の背面から繰り出される何とも言えないカッコ良さと滑らかな捕球面による捕りやすさで一気に人気モデルとなりました。

このモデル、比較的安価な部類のグラブですが結構細かい部分にこだわっており

革質を上げてハイグレードモデルにしてもいいんじゃないかな?

と、思ってしまいます。

ただ、最近のやたらとお高いグラブには、ほとほと呆れ気味なのでありがたい存在であります。

では、一旦バラシて中の芯を取り出しましょう。

そして親指付け根から小指付け根にかけてパンヤを一枚抜きます。

パンヤと言っても普通のフェルトのようなやつじゃなくて軽くて強い八方スチロールのような素材でしたのでグラインダーで削る作業が楽に行えました。

この八方スチロール系の芯が最近増えてきていますね。

軽くて強いのでグラブの軽量化にピッタリですね。

で、一旦グラブに芯を戻してT氏とフィーリングを確認⇒微調整を繰り返し、作業終了となりました。

まとめ

いつも思いますがグラブという物は買ってそのまま使う物ではないですね。

もちろん、最初から出来の良いというか自分にぴったり合うグラブもあります。

しかし、たいていどこか気になる部分があるのではないでしょうか。

そんな時にグラブを分解・調整し、とことん気になる部分と向き合えるサポートマン

そんな存在になりたいと思っております。

なかなか地元で無いとフィーリング調整は難しいですが少しでもグラブが良くなるようにお手伝いしますのでお気軽にお声がけして下さい。

ご清聴ありがとうございました。

またお会いしましょう(^^)