ハイパーテックが凄い
ハイパーテック
皆さんグラブ弄ってますか?
私は今日も弄ってますよ~(^_^)
さて、本日はご紹介というか
ハイパーテックの感想を書きたいと思います。
ハイパーテックとはローリングスのグラブカテゴリーの一つで「ミズノプロ」とか「HOH」とかと同じです。
昨年までは「ゲーマー」という名前のカテゴリーが在りましたが、それが廃止され(厳密に言えばまだ存在します)新カテゴリーで発表されたのがこのハイパーテックです。
では、具体的にどんな特徴を持ったグラブなのか詳しく説明したいと思います。
ハイパーテックの特徴
まず、何と言っても一番メーカーさんが皆様に伝えたいのが「次世代球対応」だということです。
今年の秋頃から本格的に新ボールに代わりますので、そこに対応しているかどうかがメーカー的に重要なのです。
具体的にはまず、捕球面と平裏の間に革が入っています。
まずは従来から存在する「デュアルパーム」と、呼ばれる革と「Vパッド」と呼ばれる新採用の革です。
デュアルパームは手の平、Vパッドは指をガードします。
これだけ入れたら痛くない代わりに捕球感が損なわれそうですがちゃんと計算されており大丈夫です。
軟球でパシパシすると、ほど良い捕球感でいい感じです(^_^)
次に特筆すべきポイントは背面のデュアルハミ出しです。
各指の背面にハミ出しが2本入っています。
グラブは最初、革が硬いので気になりませんがへたってくると指がデロンデロンになってボールを弾く原因になります。
その時に威力を発揮するのが背面のハミ出しなのです。
反りを抑える効果があるので強い打球にも負けずに扱えます。
イメージとしては指に当たった打球がポケットに流れてくるみたいな感じで使えます。
そして、どこまでも引ける指掛けやドライなバンド裏など機能満載です。
気になる革質は非常に滑らかで、一見するとキップレザーと見紛う程です。
ただ、硬さや腰は久保田スラッガーなどの定価で二万円を越えるグラブと比べると見劣りしてしまいます。
まぁ、値段も半分程度なので当たり前です。
費用対効果という面でみると二万円クラスのグラブより優っているかもしれません。
まとめ
昨今の革の値上げに伴うグラブの値上げにはホトホト参っていますが中にはこのハイパーテックのように柔らかい安めの革をテクノロジーでカバーする事で低価格なのに高品質なグラブに仕上げている物もあります。
革で選ぶ昔ながらの「グラブ通」には受け入れられないかもしれませんが、それでも多くのプレイヤーを満足させてくれるグラブだと思います。
本当はもう少しだけ革質を上げて欲しいところですがそうすると値段も上がるのでハイパーテックはこれでいいのかもしれません(^_^)
グラブ選びに悩んでいる皆様の選択肢の一つにハイパーテックを加えてみるのもいいですよ。
自信を持っておすすめ出来る、まるでB級グルメのような存在です。
ご清聴ありがとうございました。
またお会いしましょう。
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