イチロー鈴木モデル
イチローモデルOH
皆さんグラブ弄ってますか~?
私は今日も弄ってますよ~(^^)/~
さて、本日はみんなの憧れ
ICHIRO~SUuZUuKIi~モデルをレストアしていきます!
今でこそ大谷翔平が史上最高のプレイヤーと言われていますが
皆さん忘れてるだけなんですよ!
ICHIRO~SUuZUuKIi~の凄さを!
2004年にジョージシスラーのシーズン最多安打を84年ぶりに塗り替える大記録「262」安打!
ピートローズの持つMLB記録を塗り替える日米通算「4367」安打!
最多試合出場世界記録「3604」試合!
ライトからの「レーザービーム」!
「KOBE CHIBEN」!
などなどすんごいのであります(^v^)/~
そんなICHIRO~SUuZUuKIi~に憧れて一昔前は皆こぞってイチローモデルを買ったものです。
なかには欲しいからという理由でイチローモデルを買った内野のやつもいました!
ダメージ大
今回のグラブもイチロー選手全盛期の年代物なのでかなりダメージを受けていました。
![](https://teragami.com/hosomichi/wp-content/uploads/2022/07/117199-1-1024x768.jpg)
![](https://teragami.com/hosomichi/wp-content/uploads/2022/07/117198-1-1024x768.jpg)
![](https://teragami.com/hosomichi/wp-content/uploads/2022/07/117197-1024x768.jpg)
一見するとまあまあなコンディションに見えますが実は・・・
![](https://teragami.com/hosomichi/wp-content/uploads/2022/07/117195-1024x768.jpg)
ガッサガサのビッリビリなのであります。
そして経年劣化の代名詞
革の硬化現象も見受けられました。
今回はヘリ革と皮紐交換を行いますので恒例の~~~
![](https://teragami.com/hosomichi/wp-content/uploads/2022/07/117193-1024x768.jpg)
ゼンバラ!
ゼンバラファンの声が聞こえる!
「あ~、ゼンバラ最高」と。
![](https://teragami.com/hosomichi/wp-content/uploads/2022/07/117192-1024x768.jpg)
全バラシすると見えてくるのが内部の不具合です。
外から見ただけでは分からない所が致命的なダメージを受けている場合があります。
![](https://teragami.com/hosomichi/wp-content/uploads/2022/07/117189-1024x768.jpg)
ここは修理内容に入ってなかったのですが交換した方が良さそうです。
お客様と相談しここは省エネ作戦をとりました。
![](https://teragami.com/hosomichi/wp-content/uploads/2022/07/117188-1024x768.jpg)
![](https://teragami.com/hosomichi/wp-content/uploads/2022/07/117186-1024x768.jpg)
分かりますか?省エネの意味
そうです、途中までしか革替えていません。
貴乃花くらい手がデカくなければ指先まで指って届かないんです。
だからこれで十分なんですよね、実際問題。
貴重な革資源を大事にするのが私の修理モットーでもあります。
![](https://teragami.com/hosomichi/wp-content/uploads/2022/07/117185-1024x768.jpg)
指袋を新しくすると本当にグラブが蘇ったような錯覚を覚えます。
手入れ部がガサガサでやる気が出ない方はご一報ください。
新品にしますよ!
ただし、指袋を交換するにはヘリ革を交換する必要がありますのでご了承ください。
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油で硬くなった革をスクワランオイルをたっぷり塗り柔らかくしていきます。
同時に余計な古い油や汚れもタオルでこすり落とします。
この辺のやり方は古いバイクや車のレストアと同じ考えです。
あんまり知らんけど(^^;
イチローウェブは難しい
初めてイチローウェブのヘリ革交換をしましたが意外と難しかったです。
![](https://teragami.com/hosomichi/wp-content/uploads/2022/07/117183-1024x768.jpg)
まず、このようにぐるりと一周縫い付けます。
これは非常に簡単なのですがこのあと革をぐるりとひっくり返すのが難儀しました。
指で引っ張っても角が引っ掛かり裏返りません・・・
なので最後はヘリ革の端をペンチでグイ~~~っと引っ張って裏返しました。
いや~大変でした(^^;
![](https://teragami.com/hosomichi/wp-content/uploads/2022/07/117182-1024x768.jpg)
で、何とか綺麗に縫う事が出来ました。
角が角ばっているほど難しいと思いますので次回はこっそり角を落として作業しようと思います。
なんちゃって!ぐっしっし!
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意外と忘れがちな紐の通し方
最初に考えた人(ローリングスかな?)天才!
イメージの召喚
オーバーホール前のイメージはブラック×ホワイト×レッドという感じでしたが
![](https://teragami.com/hosomichi/wp-content/uploads/2022/07/117206-1024x768.jpg)
こうなると完全にグリーンがイメージカラーになりましたね。
革紐とヘリ革がグラブイメージに多大な影響を与えている事が分かります。
![](https://teragami.com/hosomichi/wp-content/uploads/2022/07/117205-1024x768.jpg)
![](https://teragami.com/hosomichi/wp-content/uploads/2022/07/117202-1024x768.jpg)
![](https://teragami.com/hosomichi/wp-content/uploads/2022/07/117204-1024x768.jpg)
大変よろしゅございます。
まとめ
古いグラブを大事にメンテナンスしながら長く使い、そして限界を迎えたらオーバーホールする。
そして新しいグラブを平行して使い次世代のエースグラブも作る。
それでいいのだ!
ご清聴ありがとうございました。
またお会いしましょう。
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