素人が獅子頭を作る 猫獅子編4
あご周りが難しい
皆さん獅子頭作ってますか?
私は今日も作ってますよ~(^^)/
さて前回、粘土で作っている獅子型もいい感じに仕上がってきているとご報告させていただきましたがその後もちょこちょこと修正を加えて現時点でこうなりました。
うなぎイヌかよ!
というツッコミが入る事に対する反論は一切ありません。
なんでこうなるかなぁ・・・
具体的にどこがおかしいかと言えばやはり「あご」と「はぐき周り」ですよねぇ(^^)
クリアランスが広すぎるというか間伸びしているというか
上あごと下あごのバランスが圧倒的に「変」です。
試しに下あごの下に1cmほどの物を入れてみると
「おっ?」
ちょっと見れるようになったのでやはり縦に間伸びしていると思います。
物を入れてみたの図、真横編です。
やはりこの方がまだマシ状態です。
となると修正方法は2つで
あごを厚くするか側面下部を削るかです。
側面下部を削るのはけっこうな作業になるのでここは下あごを厚くする方法にしようと思います。
そうこうしながら獅子を眺めているとある事に気づいてしまいました。
それは
鼻の位置、高過ぎないか?
という事でした。
眉毛の一番下より鼻の方が高いって、そんな事ある?
なんでこうなった???
あっ!
最初の頃、眉毛が上を向いて高い位置にあったのを削って位置をと角度を変えたんだった。
当初の予定だと鼻の位置は正しかったのだけれども眉毛を下げた事で鼻が意図ぜず上がってしまったのです。
ナンテコッタ!パンナコッタ!
まぁ、唯一にして最大の救いは
獅子が架空の生き物であってライオンでは無いという事でしょう。
実際、いろんな獅子を見ていると結構、顔が違う事に気づきます。
職人の好みというか、型を作った時の仕上がり具合というか、かなり違いがあるので鼻の位置が少々高くてもそれは個性として認められるのではないかと自分を慰めています。
でも、本音を言えば、鼻から歯茎にかけて1cm程ゴッソリ下げたいです!
でも、絶対無理なので諦めます(^v^;
下あごを諦める
で、インターネッツで検索すると一枚の画像がありました。
それは獅子頭職人さんが実際に獅子の型を粘土で作成している一枚の画像でした。
そこには衝撃の光景が広がっていました。
私はまず上あごというか頭の上部を作り、それに合わせて下あごを作成していこうと考えました。
しかし、職人さんは頭全体を一つのブロックで作り、上あごと下あごをその状態から分離させているのです。
早く言ってよ~(;;)/
作っちゃったじゃない、もう後戻り出来ないくらい作っちゃったじゃないのよぉ~!
という訳でとりあえず下あごを諦めて頭上部のみを先に作って、得意の現物合わせで下あごを作っていこうと思います。
これはもう、暗礁に乗り上げた船のような状態ですがまだ転覆していないので何とかこの状況から生還出来るよう頑張って参る所存であります(^^)
まとめ
今回はまとめというか教訓ですね。
張り子獅子頭の型は全体像を先に作り、そこから上と下を分離せよ。
ご清聴ありがとうございました。
またお会いしましょう。
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