再破れ修理
長年愛用する
皆さんグラブ弄ってますか?
私は今日も弄ってますよ~(^^)b
さて本日は一度破れ修理したグラブの再修理を行いたいと思います。
せっかく修理したのにまた破れるとは修理が甘いんじゃないの?と思われがちですが実はこういったケース多いのです。
再修理は2パターンあり1つは縫い糸自体がまた切れるパターン、もう1つは縫った周辺が破れるパターンです。
今回は後者の破れ修理の周辺が破れるというものでした。
こうなる場合のほとんどが長年愛用しているグラブでして修理して強度を上げた部分のしわ寄せが他に来るという感じです。
致し方ない部分もありますが長年使って愛着のあるグラブなので何とか延命策を探りまた蘇らせたいと思います。
上手さでカバー
それではさっそく修理に取り掛かろうと思います。
現状こんな感じです。
使い込んでますね(^^)
聞けば現役で15年は使っているとの事!
しかも貰い物なのでその前にどれだけ使っていたか不明なのでひょっとしたら20年選手かもしれませんね。
私は古い物が好きな方なのであまり物の消費期限を設けないタイプですが革の耐久性を考えるとさすがに限界超えていますね。
ミシンとか金属で出来た頑丈なものでなはく柔らかい革ですから残念ながら終わりはあります(;v;)/~
しかし使い手の腕次第でその終わりを先延ばしに出来る事はあります。
今回のグラブも使い方がうまく手の平部分のみで捕っているので状態をキープ出来ています。
これがヘタなプレーヤーなら確実に終わっていたでしょうね。
ポケットにもスレはありますが穴も開いていませんのでまだまだいけるかもしれません(^^)v
当て革を変える
破れ箇所はこんな感じになっています。
分かりづらいですが親指芯の上に過去の修理跡があり、その周りに2か所小さな穴が開いています。
典型的な革の劣化による破れです。
革は劣化してくると繊維と繊維が外れるというかポロポロと崩れていきます。
よくヘリ革が破れて無くなったグラブなどはそこから革がポロポロ崩れてえぐれているのも見かけます。
では修理していきます。
まず、以前の当て革を外して新しい当て革に替えます。
今回は画像の撮り忘れという大チョンボを犯していますがスルーして続けます。
d(・∀・)/bドンダケ~
古い革には段差が堪えるので今回は薄いヘリ革を当て革にしました。
こうする事でボールが当たった時の衝撃を少し緩和します。
そして破れ部分を広範囲で縫い「破れの周辺を無くす」という理屈で修理周りの破れを防ぎました。
これならボールが当たっても糸が擦り切れていくだけなのでまた縫えばいいだけです。
つまり永遠に使えるグラブに生まれ変わったのです!
そんなわけないか(^^)
最後にエイジング加工をして縫い糸を目立たなくしたら修理完了です。
まとめ
今回は長年使ってきたグラブを修理しましたがいつものように綺麗に直りました。
グラブは手をかけてやるとすぐに若返るので羨ましいです。
人間もこうなるといいんですがそうはいきませんね。
ご清聴ありがとうございました。
またお会いしましょう。
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