ハンドプレス機ALL-2000降臨

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忙しい日々

皆さんグラブ弄ってますか?

私は今日も弄ってますよ~(^^)b

久々過ぎてもうワードプレスの扱い方を少し忘れかけていました(^^;

というのもここ2か月ほど本業が忙しすぎてブログを書く気力も無い状態でした。

全くありがたい話です。

この場を借りて皆様にお礼申し上げますm(_ _)m

息子の少年野球チームにもバンバン入部希望があるし野球人気再燃しているのかな?

2020年はオリンピックもあるし本格的に野球ブームが来てくれると嬉しいです!

さて毎日忙しい日々を過ごしていますとどうしても業務時短方法を考えてしまい

”アイテム”

が欲しくなります。

「それいる?」と自問自答しますが「いる」事に間違いはありません。

ただ無くても時間をかけて作業をしたり力を無駄に使えばアイテムは無くても同じ結果になります。

でもモチベーションというか物欲放出というか欲しいものは欲しいのです!

革漉き機の時と同じ感覚ですね(^^)v

費用対効果と減価償却を計算すると少々高くても大丈夫と判断しNEWアイテムを購入する事にしました。

ハンドプレス機を検討

いろいろどの機種を買うか悩みました。

実は当店の人気アイテムに「Vウェブ」という物があります。

金型の上に革をのせてさらにビニールみたいな硬い透明な板をのせて金づちで叩くという作業でVウェブを革から抜き出しているのですが疲れるんですよこれが
)´д`()ゲッソリ

そこでハンドプレス機の購入を決めたのです。

最初はコスパ重視というか値段重視でヤフオクのハンドプレス機を購入しました。

しかしどうも用途が違ったようでいくらプレスしても抜けない品でした。

これはそのままヤフオクでリリースしました。

次もヤフオクのハンドプレス機を懲りずに検討していました。

お値段は手頃な25000円ほど。

プレス機上部の偏心ベアリングがロータリーカムの役割を果たし少しの力で強力な押し圧を実現しています。

しかも左右のボルトで高さ調整出来るので色んな抜型に対応出来そうです。

これはいいなとウォッチしておりましたが海外製というところが何だか気になりだしました。

以前ヤフオクで激安DVDプレーヤーを購入し3日で壊れた苦い経験を思い出しました。

やはり少々高くても国産のプレス機がいいといろいろ見ていると3つの商品に絞れました。

ひとつはTRUNKという会社が販売しているハンドプレス機。

ここのは圧力1.5トンで86,400円です。

構造はヤフオクのやつと同じで(だと思う)ロータリーカム方式。

てこの原理じゃないので小型化出来るのが最大の魅力です。

見た目がすごくかっこいいので購入しようと思いましたがSOLDOUTという事で断念しました。

次に検討したのがロードプランニング社のRC-2000という機種でお値段同じく86,400円。

ここのは圧力2トンなのでより強力です。

ほぼほぼRC-2000で決定しかけていたのですがここで伏兵が現れました。

RC-2000と同じロードプランニング社のALL-2000というプレス機です。

この機種はRC-2000と基本メカが全く同じですがハンドル形状や背の高さが違います。

どうやら抜き専門ではなくハトメ打ちや菱目打ち、刻印などなど様々なプレスを必要とする作業に対応しているオールラウンダーのようです。

今後刻印なども出来たら面白いと思いプレス専門のRC-2000ではなくALL-2000に決定しました!

ALL-2000ハンドプレス機

早速購入しようと楽天やらAmazonやらいろいろなサイトを徘徊し少しお得に買える方法はないかと眺めていると月に数台ではありますがヤフオクでアウトレット品を売っている事に気づきました。

結局ヤフオクかいっ!って感じですが(^^;

お値段は97,200円の10%オフ87,480円が通常の販売価格ですがヤフオクのアウトレットは70,000円ジャストとかなりのお値打ちでした。

早速ポチって待つ事数日

来た来た来た~~~~っ!

間違いなくALL-2000と分かる段ボールが来ました~っ!

はやる気持ちををグッと抑えてゆっくり開封すると

デ~タ~っ国産ハンドプレス機ALL-2000圧力2トン様であります!

この機種はオールラウンダーなのでいろんなアタッチメントをネジ一本で交換する事が出来ます。

まずは本来の目的「革抜き」アタッチメントを装着。

意外と押し板の面積が小さく一発抜きは厳しそうですが数回に分けてプレスすれば問題ないでしょう。

実際に抜いてみた

事前にいろんな方の使用レビューなどを拝見していたのでコツもすでに分かっています
( ̄ー ̄)ニヤリッ

カム方式においてストローク長と押し圧はトレードオフの関係にあるので長い距離のレバー操作は意味が無い。

なのでカムが「コキっ」となる位置でバスっと抜くように高さ調整してやる必要があります。

この機種は高さ調整が無いのでポリプロピレンの板(まな板等)を下にひいて高さを調整します。

実際にやってみるとその辺シビアで3mm高さを間違うとうまく抜けません。

最後はコピー用紙を重ねて絶妙な位置を割り出しました。

人気のVウェブを抜いてみます。

これの為に買いました(^^)

白い板がポリプロピレンの板です(付属品)

その下に見えているのがクリアファイルに挟んだ高さ調整用のコピー用紙です。

革は金型が痛まないように二枚挟んでますが一枚でやるのがいいようです。

レバーを握って~

バスんっ!

ご覧の通り押し板が金型より小さいので何回かに分けてプレスします。

綺麗に抜けます。

その後何回かやってみて分かったのですが金型をやすりで研磨してやるとより綺麗に抜けます。

まぁ、当たり前ですが(ーー)v

まとめ

今回は念願のハンドプレス機を導入しましたがその便利さに

「買って良かった~!」

と素直に思っております。

まだまだ使い始めたばかりですがプレス機には無限の可能性を感じます。

新しい商品の開発も進みそうなそんな気がします。

素晴らしいアイテムを世に出してくれた職人さんたちに感謝ですね。

ご清聴ありがとうございました。

またお会いしましょう。