ヘリ革の一部修理
ヘリ革は破れるもの
皆さんグラブ弄ってますか?
私は今日も弄ってますよ~(^_^)
さて本日のご依頼はヘリ革の破れ修理です。
グラブのパーツでよく破れるパーツと言えばヘリ革てなもんで本当によく破れます。
もちろんグラブ本体の革と比べると1/10位の薄さなので仕方がないと言えば仕方がないのですがそれにしてもよく破れます。
長年の勘で偉そうに語ると
早くて1年遅くて3年使えば指出し部を中心に各所が破れていることでしょう( ̄^ ̄)
もちろん手入れ次第で耐久性はいくらでも変わるので一つの目安としてですが。
しかし頑張って手入れしても革質が悪いと破れてしまうのでその時は潔く交換してしまいましょう。
一部か全部か
ヘリ革を交換する時に検討するのは一部を替えるのか全部を替えるのかです。
もちろん全部を替えた方が見た目はよろしくなります。
しかしコストの面では高くつくので状況を見ながら判断するのがいいと思います。
あと少しの期間しか使わないのに全部替えてしまうのも勿体ないし逆にまだまだ使うのに一部交換も長い目で見たら逆に高くつくので冷静な判断が必要です。
今回は指出し部分以外は綺麗なので一部のヘリ革交換です。
いい選択だと思います(^_^)
こんな感じで破れています。
こうなってる人、5万人くらいいるんじゃないでしょうか?σ(^_^;)
とにかくよく見るパターンです。
丁寧
早速破れた部分のヘリ革をカットします。
相変わらずハサミが切れないヘ(ё)ヘ
のがたまにきずですが根気よく丁寧に切り取ります。
ところで丁寧と言えば先日の卓球世界大会決勝で丁寧選手出てましたが中国でも丁寧の意味は丁寧なのでしょうか?
だとしたら卓球というスポーツに求められる精密さ、または繊細なハンドリングにぴったりな名前じゃないですか(^_^)
我らが日本も石川選手、平野選手、伊藤選手、佐藤選手、早田選手と素晴らしい選手が揃っているので、丁寧選手に追い付け追い越せで東京オリンピックに向けてレベルアップして欲しいと思います(^_^)
ただ、朱雨玲選手はバリ強ですね!
冷静沈着、余裕綽々、端麗辛口と付け入る隙がありません。
日本チームの最終目標は陳夢選手ではなく朱雨玲選手ですね。
私のような庶民が上を向いて自分より高めの位置にいる人に言う言葉では無いですが
「目標を高く設定して頑張ってください!」
私も卓球選手に負けない丁寧な仕事をしたいと思います。
チョレイ(^_^)v
さてさて話を本線に戻してヘリ革修理の続きです。
今回は一部交換なので破れた部分のみを切り取ります。
そして愛用の八方ミシンを手回しで丁寧に縫うと~
ヘリ革一部交換の完成です。
いろんな色のヘリ革を試すも丁度良い色がありませんでしたので本来のオレンジでいきました。
これはこれで味があっていいですね。
今回の修理もGoodな仕上がりで結構ですね(^^)
ご清聴ありがとうございました。
またお会いしましょう。
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