ヘリ革修理&指あて追加2
フルメンテナンス
皆さんグラブ弄ってますか?
私は今日も弄ってますよ~(^^)
さて前回ヘリ革交換と指あて取り付け加工をしたグラブですがウェブと皮紐が付いたのでご報告申し上げます。
今回は革紐、ウェブ、ヘリ革、指あて、グリス入れ、芯の補強とフルにがっつりやりましたので達成感が凄いです。
特に苦労したヘリ革加工は今後、定番化に向けて検討していこうと思っています。
それでは画像を見ながらメンテナンスするとグラブはこんな感じで蘇るという事を検証していこうと思います。
まずは全体像をご覧下さい。
ウェブを交換したのと人差し指を強化したので全体的にシャキッとしています。
またヘリ革も合成皮革から本革に交換したのでこれまたシャキッとしました。
さらに革紐交換でまたまたシャキッとしました(^^)
ウェブの拡大画像です。
ウェブは完全に新品の物を使いましたのでシャキッと感が半端ないです。
ちょうど店舗に同じウェブがありましたのでグラブに合わせてサイズ調整しました。
ウェブのステッチが金茶なら、ベストでしたがこれはこれでかっこいいので良しとしましょう。
あと、こだわりのポイントとしてウェブ下部の紐通し方法を通常の通し方とは違う通し方をしています。
久保田スラッガーのW-13はバッテンの革紐だけですがミズノのW-13はバッテンと横棒革紐があります。
この横棒革紐が入る事でグッとダサくなります(^^;
安全面を考慮したら横棒革紐があった方がいいんでしょうがダサいので、せめてもの抵抗として縦棒の下に潜り込ませました。
本当は穴を無視して留めたいところですがそうもいかないのでこうしましたが今後の課題ですね。
次に指あて追加加工です。
指の摩擦に耐えられなくなり貫通した背面の穴を修理する事が最大の目的でしたが、この仕上がり具合なら狙って付けても良さそうです。
今回の件でグラブのヘリ革に対する考え方が変わりました。
皆さん、指を出す部分だけヘリ革を外しましょう!
普通だと思っている、そのヘリ革の段差
めちゃくちゃ違和感ありますよ(^^)
今回のように大げさに指あてを付ける必要なんかありません。
指を出す部分のヘリ革だけ外して新たにヘリ革を巻き付けて縫えばいいんです。
ちょうど下の画像の右側のような感じです。
これだけでグラブを装着する事が気持ち良い時間に変わります。
もう見た目を重視していた昨日までの自分が恥ずかしい(/v^/)
指出し周りもヘリ革を交換し、指あてを付ける事で一新しました。
いや~、ヘリ革交換って大変だけど本当にビフォーアフターが凄いですよね。
あとはミシンにモーターを付けるともっともっとピシッと感とスピーディさが得られるので近々取り掛かろうと思います。
背面もこんな感じで綺麗になりました。
後は小指掛けが捻じれているのでお湯で癖をとって真っすぐにしようと思います。
まとめ
今回はフルメンテナンスという事で思い切りやってグラブも私もすっきりしました。
こういう作業は毎日やりたいので誰か試してみませんか(^^)
冗談はさておき、グラブというものは手を加えてやるとすぐに若い頃を思い出してシャキッとしてくれます。
それはこんな大掛かりな事でなくても、オイルを塗るだけでも違ってきます。
グラブを見つめてあげてください。
きっとグラブは待っていますよ(^^)
ご清聴ありがとうございました。
またお会いしましょう。
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